陰陽五行説とは？

「光」があれば、「影」ができます。「朝」がくれば、「夜」もきます。森羅万象の全ては、表裏一体で反対側へ向かう性質があり、けれど、どちらか一方で存在することがないとされるのが陰陽説です。

宇宙に存在するエネルギーを、5つのエネルギーに分けるとすると、「木」、「火」、「土」、「金」、「水」のように、分けることができます。これが五行説です。

陰陽説と五行説は、別々の地で生まれますが、やがて陰陽五行説として、１つに体系化されます。

明けない夜はなく、季節も春・夏・秋・冬がきて、また春が巡ってくるように、宇宙の法則は一定の法則の下で循環しています。

わたしたちは、宇宙と自然の中で活かさています。宇宙で存在する私たちは、宇宙のエネルギー、山や海などの自然のエネルギーの影響を常に受けていると考えられています。

陰陽五行説を基にして宇宙の法則を読み解き、私たちの未来予測に役立てようとしたのが、気学、風水、四柱推命などの占いです。私たちの健康を保つために役立てようとしたのが、漢方、鍼灸、薬膳などです。

太極図　陰陽で宇宙を現した図です

五行図